名水と葛まんじゅう

小浜市は葛の産地である熊川宿のエリアが近く、そして名水がある地域と、城下町と言う要素が加わり、この辺の和菓子屋さんでは、葛を使ったお菓子が出されているところが多いように感じる。
そうとなれば、小浜市で葛菓子を食べ比べるのも楽しそうだ。
引っ越しが早い段階で気づいたのでこういうのも滞在期間中の楽しみの1つになる。一応パートナーの会社は、年度単位の仕事を請け負っていることが多いので、1年毎の引っ越しが多いのだが、去年のように例外ない時もあるので、実際この大和間にもいつまで入れるかはわからない。
実際引っ越しがしばらくないもしくは引っ越しすることとかないと言う形に撮ったとしても、いつまででもその地域があったり、その地域に入れると言う事はわからないので、今いる地域をどう楽しく過ごすかをとった。考えていらっしゃる方の参考になれば嬉しいなとも思う。
ゴールデンウィーク期間中に歩いて行ける小浜の街を探索する。
漁港に近くの場所で名水“雲城水”がある。雲浜(うんぴん)の城下にちなんで雲城水と呼ばれているそうだ。その近くに、そのような立派な立て看板はないけれども、地域の人がお世話をして綺麗にされてらっしゃるんだなぁと感じる湧水の場所も発見した。

個人的にはこちらの湧水が好み

名水“雲城水”の近くにある和菓子屋御菓子処伊勢屋さん。こちらは、名物がくずまんじゅう‼️ お目当ての葛菓子で、名水なら尚更期待が膨らむ\(^o^)/事実多くの人がこのくずまんじゅうを求めていらっしゃるようだ。
ゴールデンウィークであるのもあってか、おやつ時間を外した夕方に来訪したが、この時間でさえもかなり人が多い。

隣接している茶屋でその場でくずまんじゅうをいただくことにした。メニューもわかりやすくくずまんじゅうその他お茶とセットの上、生菓子と喫茶メニューが書かれているが、くずまんじゅうのみで頼む。何個食べますかと言われ、いっこで10分なんだけどと思いつつ、皆さん結構食べるのかなあとかふと考えたが、お腹具合のこともあるのでひとまずいっこ頼む。くずまんじゅうだけでいいのか外喫茶的にドリンクメニューがないのか若干気になったが、セットのものになっているお茶以外に、お茶のメニューが見当たらない。
若干キョロキョロしていたが、そのまま会計が終わりどうぞと言われたので、何かくずまんじゅうのみ出てくるのかなあとかも思っていたが、さすが老舗さんというかもう何も言わず、涼やかなグラスでお水とセットになったくずまんじゅうを出してくださった。
くずまんじゅうの値段だけのものできさをする。赤福や、先月までいた堺市の甘露屋さんのような老舗たる悠然とした茶屋としてのおもてなしを感じる。
なんだか小雪指を利用すると、もうお茶とお菓子の代金は別々のものだというのが世間的に多いのでなんだか申し訳ないような気もした。そんな気まずさを感じながら席についたが、周りを見ると周りも似たようなもので、その名水と葛まんじゅうを楽しんでいた。妙にほっとしたのと、申し訳中性消えたあぁ、これが俗に言う周りの目を気にしている自分なのかもしれないとも感じる。

話が脱線したが、そんなくずまんじゅうを楽しみ、茶屋での1時は妙に落ち着き、売店と茶屋の空間を見事に分けていらっしゃるおかげで、売店での人の救急加減とせわしな沢茶屋川にはあまり気にならない仕様になっていた。
お目当てのくずまんじゅうは、もうクズがつるんと入ってきて、ひと口でも行けそうな大きさだが、さすが女子なので、そこは添えられた用事で半分に切って断面萌を楽しみ、実食。
中のあんこは、こしあんで、ほんと上品な甘さと言うように甘みはほどよく来ずと調和するようにさらっと溶けていくような甘み。

近くの名水を通った時に、ぜひこちらのくずまんじゅうも食べて欲しいが、また逆も然りだなと思う思う。

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