父の日と和菓子の日

6月の第3日曜日は父の日なのだが、日本では母の次に訪れる家族に関わるだ。
毎年のことながら、母の日をしたけども、父の日はなんだか、、、そのままごめん💦って感じの日になっていることが多かった。
だが、父の方が母より歳が上・男・持病持ちでもあるので、父との時間の方が絶対的に短いとようやく実感するようになった。父とのコミュニケーションを取りやすい日のイベントを逃してはいけない気持ちが膨らんだ。

そういう理由もあり父の日に何かしようと思うと、プレゼント選びに困るのが父の年齢だ(70代半ば)

①物を何かもらうならすぐ使えるもの

②少し不便だけど自分ではなかなか買わない物

③食べ物

これらが思い浮かぶが、一緒に暮らしているわけではないので、①と②は想像ではわかりづらい。電話で聞いても『特にないよ』と言われる。必然的に食べ物になる。まだ小浜に来てから小浜のお菓子を送っていないので調べたところ、葛が有名な熊川宿が近いので葛菓子にしようかと思ったのだが、日持ちが厳しいものも多く送ってすぐ食べてもらわねばならないので不向きだと感じた。
葛菓子系はまた直接帰れる日に、直接お届けする事にしよう。

今回の父の日は、6月16日で、和菓子の日と言うこともあり、小浜の地域で昔からある和菓子屋さんの銘菓を贈ることにした。
ちょうど和菓子の日の由来につながる天皇エピソードのある献上菓子を発見。

和菓子の日の、ちょっとしたエピソードもつけて渡しやすいなと思い、このお菓子を選んだ節もある。

正直和菓子の日があるというのは、今年の父の日を考えるまで知らなかった。まぁ記念日がありそうな日の1つではあるのだが、ぽっと出の○○の日ではないのが、和菓子の日だった。

和菓子の日ができた由来は、国内に疫病が蔓延し、仁明天皇は年号を嘉祥と改め、その元年の6月16日に、16個の菓子や餅を神前に供えて、疾病よけと健康招福を祈ったとされるのを起源として、6月16日に厄除け・招福を願って菓子を食う「嘉祥菓子」の習俗が平安期から中世・近世まで存続した。
全国和菓子協会は、こうした故事にちなみ、この記念日を制定したとのことだった。

いい由来だなと思うので、父の健康そして一緒に食べる母の健康を願って和菓子を送ろうと思ったのも理由の一つだ。

今年のようにぴったり和菓子の日と父の日が重なる事は稀なのかもしれないが、父の日の贈り物で迷われた方は、同時期にある和菓子の日をネタにして、和菓子をプレゼントするのも素敵な選択肢と思う。

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