熊川宿/蛍鑑賞

道の駅を散策したときに、地域縁のお土産物の中で今回は食べなかったものの気になったものがいくつかあった。この道の駅もまたコンパクトな柄にきれいに作られており、トイレスペースもきれいだったが休憩スポットも自動販売機とともにベンチが併設されており自由に生休憩ができるものとなっていた。やはりこの地域と言えば鯖街道。鯖街道のことを紹介した。マンガミュージアムなるものも併設されていた。入場無料だったので、気軽に入ってきて欲しい。
大体スタンプが好きなので、こういうとこに来るとスタンプを押してしまう。道の駅のスタンプを押すと嬉しいことに。鯖スタンプ‼️
近くにはダムがあるそうで、どうやらそのダムは所さんのぽつんと一軒家でも取り上げられている地域のダムのようだ。
そのダムにも別日に遊びに行きたいと思う。
道の駅生平きたのスタート。またゆっくり会場のほうに向かって戻ることにした。熊川宿の道の駅にはワンチャン連れで訪れる方も多くかわいいビーグルタイプのワンチャンを連れてベンチに腰掛けていた。男性2人がいらっしゃった。ワンチャンは興味津々の様子でこちらに尻尾を振ってくれたので、飼い主さんの許可を得て触らせてもらった。
そうこうしているうちに、後からご婦人がいらっしゃり、このご婦人を待っていらっしゃったと気づく。物腰の柔らかい方でニコニコと話しかけてくださったのでついつい一緒に散歩する感じで、熊川宿の道を戻っていった。
なんと、名古屋からこのホタルの宴にお越しとのことだった。
ワンチャンがいるので、みんなで車中泊をされるとの事だった。
夜も遅い時間の蛍鑑賞でもあるし、ワンチャンもいるので確かに車中泊と言うのはいい選択肢の気がする。この道の駅も住宅地に囲われているとかでは無いので車中泊しやすそうだ。
会場付近で自然と別れ、私たちも、売店で地域の椎茸巻きなどを購入し、ちょっとした夏祭り気分を味わった。
コンサートが始まって少ししたら、まさかの通り雨が降ってきた。それも予想外の雨粒の大きさと勢いで会場にいた人たちは、各傘を刺したり、傘を持っていない人の方が多かったようで、屋根がある場所に向かって移動し始めて、せっかくのコンサートも少しわちゃわちゃした感じになった。ありがたいことで通り雨だったようで、しばらくしたら雨が止みきれいな虹を連れてきた。
山あいの場所と言う事と雨が降ったこともあり、気温が一気に下がったので傘を取りに来る前一旦戻ることにした。雨はまだ針大振りではなかったもののパラパラと降っていた。コンサートはそのまま決行されているようで、駐車場からも少し聞こえた。
20時ごろようやく辺りも暗くなった上、ラッキーなことに雨もすっかり上がった。パートナーとホタルが見られると言う川の上流へ向かう。コンサートも終わっており、会場からみんな川側へ向かって歩いていた。
誰かが「あ!蛍!!」と言うような声を発しているの聞き、目を凝らすと小さな光が飛んでいるのに気づく。
上流へ向かうと電灯もなくガードレールに設置されていた提灯の明かりだけになった。その優しい明るさの中、飛び交う蛍の灯りがよく見えた。

蛍は成虫になってから20日間で生涯が終わる。わずか2週間あるかないかの飛び交う光の時期。
貴重な体験ができたのは、熊川宿に住む皆さまのお陰だと感謝してここに書き留めたくなった。

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