春から夏の間のうつりゆく季節にあるつゆの直日本3大葛とも称される“熊川葛”がある宿場町熊川宿にホタルを鑑賞する会が催されると知り遊びに行ってきた。
住んでいる小浜駅エリアからほど近い場所で小浜市の隣の若狭町と言う場所にある。熊川宿は、県境にも近い宿場町。保存地域として現存している。
そんな熊川宿は、クズが有名な滝もあり、名水があるクスと名水と言えば、やはりくずまんじゅうが頭をよぎる。楽しみに行ったものの、ホタルを見ると言う目的もあって、昼下りから出かけたのもあり。くずまんじゅうは売り切れであった。だが、小腹も空いていたので軽食として、葛入りのおろしそばとクズ入りのおうどんを頂戴した。有名なお店のようで、いろいろな形のサインがお店に飾られてあった。特に目を引いたのが私とパートナーも飲み鉄ファンとして拝見している番組をされている六角精児さんのサインだった。
趣ある店内で涼をとりつつ、お蕎麦とうどんを楽しんだ。サイクリストさん達も休憩がてらに甘いものを食べにこられた。
お店の方に催し物の話を聞くと、日が暮れるのは19時半過ぎごろから20時ごろとのこと。当たり前だが日が落ちるのを待ってからホタル鑑賞会となる。その前の時間でイベント会場で出店やコンサートが開かれるそうだ。
ホタル鑑賞会まではまだ時間もあるので、再び散策を開始。
停めさせていただいた地域管理の駐車場から、道の駅側に歩いて行くと、軒を連ねる家屋の表にノラネコ用トイレなるものが設置されていた。
保存地域ならではの取り組みなのかなぁと感心しながら方進めていて、確かに飼い猫ではなさそうな猫たちがウロウロしているのを何匹か目撃した。
無理に触る事はしなかったが、猫が寄ってきてくれたらいいなぁとしばらくちょっかいをかけていたものの、立ち去りはしないものの、すっと自由に気ままに過ごしている。猫たちを愛でていたら、斜め向かいのお店の方から声をかけられた地域で野良猫を保護して里親活動をされているとの事だった。ご自身の所でも1匹世話をされていらっしゃった。
地域と猫のために率先して活動されていらっしゃるご様子で、ついつい人当たりの良さからも素敵な作品を作っていらっしゃるんだろうなぁと想像した。
そう話しかけてくださった方は、彫り師の方だったのだが、後でこの方のホームページを拝見すると神社、仏閣などに飾られているようなものから、ペーパーウエイトなど日常遣いできるようなものまで作っていらっしゃるようだ。そして忍者道場も併設されていて、保護猫活動も然り多岐に活動されているご様子だ。
少し話しただけだったが、猫たちへの愛情あふれる様子に、すっかりファンになってしまった。
最近のマイブームの1つでもある『推し店員』さんの一人だなと思う。
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